就労継続支援A型とは
一般企業などで雇用されることが困難である障害をお持ちの方に対して「働く場」を提供するとともに、 最終的に一般就労をしてもらえるように必要な知識や技術を身につけてもらえるように訓練を行う事業所です。
就労継続支援A型・B型の違い
就労継続支援A型(雇用型)
雇用契約を結び給料をもらいながら利用をする場。
雇用契約に基づき一般就労を目指す
就労継続支援B型(非雇用型)
通所をして授産的な活動を行い工賃をもらいながら利用をする場。
就労の機会を得てA型や一般就労を目指す
利用の対象となる方
就労の機会の提供を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上を図ることにより、雇用契約に基づく就労が可能な方。
企業等を離職した方、就労経験がある方で、現在、雇用関係がない方
盲・ろう・養護学校を卒業して就職活動を行っていたが企業等の雇用に結びつかなかった方
就労移行支援事業を利用したが企業などの雇用に結びつかなかった方
Aさんの場合
ご家族が高齢であり、無理できない状況になっていることをきっかけに、ステップアップをしたいと感じたAさん。 できれば一般企業で働きたいけれど体力面や対人関係に自信が持てない様子。 通所先の職員と、担当保健師に相談したところ就労継続支援A型事業所をすすめられハローワークに行きました。 作業所で内職作業に慣れていたAさんはライフアークの求人に興味を持ち、利用を開始しました。
「体力に自信がない・・・」
午前2時間、午後2時間の作業で程よく疲れを感じることができ、睡眠が以前よりも質の良いものに変わりました。そのおかげで減薬にも成功しました。 心配していた初めてのPCクリーニング作業でしたが、職員のサポートもあり順調に行えています。
「対人関係に自信が持てない・・・」
周りからPCクリーニング作業のコツを聞かれ、アドバイスをする場面もあります。 気の合う友人もできたようで、一緒にジムに通ったりするトレーニング仲間もできました。
今後は、一般企業への就労に向けて引き続き、体力つくりや、給料などの金銭管理ができるようになることが課題になっています。